朝日新聞は全国紙っていうけど、地方紙とはどう違うの (・_・?)
朝日新聞は、全国47都道府県に本社や支社、支局を置いて、基本的には国内の出来事のすべてを取材し、記事にしている。地方紙は、基本的に本社がある都道府県内で取材していて、その他の地域でのニュースは通信社から買っているんだ。
日本全国のニュースを取材するのは大変ね (・_・?)
そうだね。朝日新聞は、東京、大阪、福岡、名古屋に本社を、北海道に支社を置いているんだけれど、それ以外の県庁所在地や主要都市108ヶ所に支局を置いている。また187の主な市には、通信局がある。こうした支局や通信局には800人ほどの朝日新聞記者がいて、身近な地域ニュースを発信している。
支局にいるのは、どういう記者なの (・_・?)
新人記者が最初に配属されるのが支局だ。いわゆるサツ回り(警察・司法担当)を通じて取材の基本を学んでいくケースがほとんどだ。警察官は口が固いから、新人記者にとっては取材の壁は厚く、どんなに夜討ち朝駆けをしても最初は地元紙に特ダネを抜かれてばかりだ。一方、地域の話題やお知らせなどの記事も新人の仕事であることが多いから、「寝るひまもないほど忙しい」というのも、あながち大げさな話ではない。
通信局はどうなの (・_・?)
支局には支局長やデスクをはじめ10人前後の記者がいるが、通信局は一人で勤務する。局舎に家族とともに住んでいることが多いから、警察官の駐在所をイメージしたらわかりやすいかな。支局と違ってベテランが多く、地域事情にも精通しているから地域行政の問題点から身近な街の話題まで、実にいろいろな記事を書いている。
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