同じ事件の記事でも、新聞によって記事の大きさや見出しが違うわね (・_・?)
記事の見出しをつけたり、新聞のどの面にどのくらいの大きさで記事を載せるかを決めるのは、編集局の整理部というところだ。それぞれの整理部記者が、ニュースの重大性やほかの記事との兼ね合いを考えて、その記事をどのように扱うかを判断している。
実際に記事を書いた記者が、見出しをつけるんじゃないのね (・_・?)
新聞記者は、取材して原稿を書く外勤記者と、見出しをつけたり原稿の誤りをチェックしたりする内勤記者にわかれている。内勤記者の中核が整理部だ。社会部や政治部などの外勤記者が書いてくる原稿に、@見出しをつけ、Aレイアウトを決め、B無駄な部分を削って、読者に提供する「記事」に加工するのが仕事だ。外勤記者の書く原稿を料理の素材とするならば、整理記者は料理人といったところだね。その意味では、新聞づくりの中核ともいえる。
記事の見出しをつけるのって、おもしろそうね (・_・?)
ところがこれが大変なんだ。限られた字数で的確に内容を表すだけでなく、読者に「読んでみよう」という気を起こさせるセンスも必要だ。印刷が始まる10分前になって原稿が飛び込んでくる、なんてこともしょっちゅうある。見出しの出来、不出来もひと目でわかってしまうし、下手な見出しをつけると当事者から抗議が来たりするから、毎日が真剣勝負だよ。
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